# 17 AGEの補足説明
AGEで最も影響を受けるのは・・・
AGEの影響を最も受けやすいのは、体内のコラーゲンです。
糖化が進むとコラーゲン本来の弾力性が失われて張力もダウンします。
カラダ中に張り巡らされている血管にもコラーゲンはとても重要です。
血管にコラーゲンが十分にあると、しなやかで柔軟性のある血管を維持することができます。
ところが、AGEによってコラーゲンが破壊されれば血管は脆くなり、血栓ができる可能性も高くなります。
血管内壁にAGEが溜まれば動脈硬化を引き起こし、ひいては脳梗塞や心筋梗塞を招きかねません。
これは余談ですが、コラーゲンといえばほとんどの人が『肌』を思い浮かべると思います。
その人の第一印象を左右する『肌』。
周知のように、肌のハリや弾力を保っているのはコラーゲンなので、このコラーゲンが糖化すれば、肌はカサカサに乾燥してシワも増える。皮膚もたるみがちなり、実年齢よりも”老け顔”に見られやすくなります。
南デンマーク大学が〈見た目が老けている人は、実際の寿命も短い〉といった研究成果も発表しているそうです。
見た目が老けている=糖化が進んでいる=寿命が短い
ということが理解できると思います。
(見た目が老ける要因はこの他にもありますが。)
次回はこのAGEを除去する方法をお話したいと思います。
Let's take a step to change your behavior now !