Behavior Change

Behavior Change

”Behavior Change”は『行動変容』という意味です。人生を楽しむ為には健康でいることが大切です。自分の身体と向き合い、あなたの行動を変えるきっかけになればと思っています。

# 14「 百害あって一利なし」の代表 タバコ

止められないタバコ


「百害あって一利なし」代表選手のタバコ。
どんなに説得されても止められないタバコ。
(僕は一度も吸ったことがないので全く理解できませんが)
タバコがカラダに与える悪影響はこれまでも様々なところで説明され尽くし、あえてここで詳しくお話しする必要はないかと思いましたが、シリーズ動脈硬化『酸化』でタバコは外すわけにはいきませんので少しだけ触れます。

 

タバコによる「百害」とは

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タバコを吸うと数百種類の有害な化学物質が血中を流れ、血管内皮を傷つけます。
そしてその傷口にコレステロールの酸化反応が起きカサブタとなり動脈硬化が起こります。(ここの詳細は後日)
これが進行すると血管内が狭窄し、最悪の場合梗塞(血管が詰まる)を起こして、その先の組織が壊死を起こします。

これを防ごうとしてカラダは白血球から「エラスターゼ」という分解酵素を放出し、カサブタを溶かそうとするんです。

ここから横道にそれますが、このエラスターゼは皮膚の3大若返り物質でもある『コラーゲン』『ヒアルロン酸』『※エラスチン』のうち、エラスチンを溶かす物質でもあります。
美容に詳しい女性ならよく耳にすると思いますが、このエラスチンはコラーゲンの繊維を支える弾力性のあるタンパク質で肌にシワができないように柔軟性を与えているものです。

つまり、喫煙によって生じた動脈硬化で詰まりそうな血管を治癒させるためにエラスターゼががたくさん分泌されると肌はどんどん老化し、張りや透明感が失われ、くすんで小じわが増えることになります。

実はエラスチンが失われるのは肌だけではなく、肌以上に弾力性を必要としているにも影響を与えます。
肺の弾力性が失われてしまうと、肺が広がりっぱなしになってしまい「肺気腫」と呼ばれる病気になります。
肺気腫はなってしまうと治ることはなく、常に酸素吸入器が必要な状態となり呼吸困難な状態が死ぬまで続きます。

 

『酸化』についてもまだまだ発信したい情報は山のようにありますが、次回からは
いよいよ皆さんが1番興味のある「糖質」についてお話して行きたいと思います!

 

 

Let's take a step to change your behavior now !